食道や十二指腸等の消化管狭窄があると、食物や飲水の通過を妨げ、QOLを著しく損ないます。本製品群は、狭くなった部位を拡張する消化管拡張用バルーンカテーテル、狭窄部を広げ内腔を確保するための食道および十二指腸用ステントなどです。「WallFlex™」十二指腸用ステントは、2010年に日本で初めて導入された胃十二指腸用のメタリックステントで、狭窄部を広げて嘔吐の軽減や摂食の改善を目的とした製品です。
肺癌、食道癌、甲状腺癌等による悪性腫瘍により、気管や気管支が狭くなる病態に対して、気管・気管支ステントを留置して内腔を保持し、呼吸を確保するようにします。
胆道(胆嚢・胆管)と膵臓は食べ物を消化するのに必要な消化酵素を腸内に運ぶ役割を担っており、主な病気には癌と結石があります。
本製品群は口から挿入する内視鏡を用いて診断や治療を行なう手技(ERCP:内視鏡的逆行性胆道膵管造影)に使用します。胆管や膵管を造影するカニューラ、目的部位までアクセスして様々な処置具を誘導するためのガイドワイヤー、狭窄部を拡張する拡張用バルーンカテーテル、結石を取り除くためのバスケットカテーテルやリトリーバルバルーンカテーテル、胆管の狭窄を解除し胆汁が十二指腸に流れるようにする胆道用ステントなど、迅速かつ簡便に使えることをコンセプトに開発された様々な製品ラインナップです。また、近年発売された「SpyGlass™」胆管・膵管鏡システムは、ディスポーザブル製品を中心に構成され、胆管・膵管内を直視下で観察・治療をすることを可能にするプラットフォームであり、診断の正診率の上昇や治療効果の向上への寄与が期待されているシステムです。
経口摂取が長期にわたり困難な症状に対し、胃瘻(人為的に胃と体表を瘻孔でつな げた状態)に留置したカテーテルから栄養を投与する栄養療法を行うための製品 群。代表的な製品には、胃瘻を作る手術に使用する造設用カテーテルや胃壁固定具、交換用のカテーテル等があります。
大腸にできたポリープ(隆起性の病変)を治療する製品群。代表的な製品には、1~2cm程度の病変にワイヤーを掛け、高周波電流で切除するポリペクトミースネア、数ミリ程度の小さな病変を焼き切るためのホットバイオプシー、出血の際に止血するための止血・縫縮用クリップ、病変部を盛り上げるために局注する局注針等があります。これら全ての製品は、安定した性能と品質を有し、感染防止に配慮したディスポーザブル製品です。